本当に便利なの?ワイヤレスカメラのメリット・デメリット
ここのところ、とてもお問合せの多いワイヤレスカメラ。ワイヤレス製品はとても便利ですよね。掃除機、PCのマウスやキーボード、マイク、などなど様々な場面で使用されています。防犯カメラも例外ではなく、ワイヤレス製品の手軽なイメージからか非常にお問い合わせが多い製品でございます。そこで今回は、ワイヤレス防犯カメラのメリットとデメリットについてご紹介致します。
ワイヤレスカメラとは?
ワイヤレスカメラ(無線カメラ)とは、カメラで撮影した映像信号を、信号ケーブルを通さないで、電波によって映像を受信機に送信するカメラのことです。通常の防犯カメラは、記録装置との配線が必要です。ところがワイヤレスカメラは記録装置を外部に切り離すことができるので、記録装置との配線の必要がありません。また、通常の防犯カメラと同様にワイヤレスカメラにもボックス型やドーム型などの種類があります。
ワイヤレスカメラのメリット
では、どのような場合にワイヤレスカメラが活躍するのでしょうか。まず、一番の大きな特徴としてはやはりワイヤレスであること。その為に、ご自宅の外壁に配線を引き込む穴を開ける必要がありません。大切なご自宅の壁に穴を開けるというのは、なかなか勇気が要りますよね。その点では、ワイヤレスであることは大きなメリットです。それから、電波の届く範囲であれば手軽に設置できるというところも良いところです。子供部屋などに設置すれば、お子様やペットの様子を離れた場所でご覧になることができます。家庭教師と勉強中の様子を、邪魔せずに見ることができるので、勉強中の子供の表情なども見られてとても良いというお客様もいらっしゃいました。防犯の為というだけでなく、家事をしながらお子様の様子をご覧になることができたりと、安心して生活をするための道具としてもワイヤレス防犯カメラは効果を発揮しているのですね。
一方、ワイヤレスであることがデメリットになってしまう場合もあります。まず無線であるということによって、何らかの原因で電波が安定しないと、電波が途切れて映らなくなるリスクがあります。それから、電池式のワイヤレスカメラの場合、電池の交換が必要になるので、ご自分で定期的に電池を交換していただくという手間がかかります。「いつの間にか電池が切れて、動作していなかった。」なんてこともあるかもしれません。
映像を受け取る受信機の場所にも注意が必要です。電波が届く範囲に設置しなくてはなりません。もしも電波経路の途中に壁やドアなどの障害物があると、電波が十分に届かないことも起こりうるので専門家立ち合いの元、その機種の性能と電波の届く距離を知っておく必要があります。
おわりに
いかがでしたでしょうか。今回はワイヤレスカメラについてご紹介致しました。とても利便性の高いイメージのあるワイヤレスカメラ。ワイヤレスであるということが、メリットにもなり、デメリットにもなるのですね。設置する環境に合っていれば非常に利便性の高い機種となります。現在、防犯カメラの機種は本当に様々な種類が発売されています。それぞれの機種の性能と、設置する環境、管理する方の状況、すべての条件が満たされた時の防犯カメラの効果と利便性は非常に高いです。また、防犯カメラは防犯対策としてだけでなく、同じ空間に居ないご家族の様子を遠隔で見ることができるなど、安心して生活するための道具として威力を発揮することもあります。防犯カメラはネットで簡単に手に入れることもできますが、より効果的に防犯カメラを設置するためには専門家に相談しそれぞれの環境や状況に一番ふさわしい機種を選ばれることをオススメします。