360°の映像を撮影できる防犯カメラ!4K対応も可能
以前、友人から見せられたYoutubeの映像に衝撃を受けたことがあります。Youtubeで360°と検索するとご覧になることができると思いますが、360°全てを見ることができる映像で、見ている媒体を動かすと映像も動くのです。例えば、ジェットコースターの映像では、見ている媒体を上に向けると空が見えます。いまだに私には仕組みがちょっとわからないのですが(汗)技術の進歩には本当に驚きます。そこで今回は、360°全方位を撮影することのできる防犯カメラについてご紹介します。
360°全方位カメラとは
360°全方位カメラとは、その名前の通り360°全方位を撮影することができるカメラです。昔は、360°撮影するためには、全ての包囲の映像を撮影しそれを繋げるという作業が必要でした。ところがこのカメラは、超広角の魚眼レンズを搭載しているので、1台で360°の撮影が可能なんです。魚眼レンズで撮影し、モニター上で平面に置き換えます。1台で360度撮影ができるので、1台のカメラで設置空間の全てを撮影することができます。基本的に同じアングルからの撮影になるので、その撮影範囲内の全体像を把握したり、人の動きや流れを確認するのに向いているカメラです。従来の防犯カメラでは、死角を作らずにすべての範囲を撮影しようとすると複数台のカメラを設置しなければなりませんでした。そのため導入コストやランニングコストが大きくなり、利用者にとっては大きな負担となっていました。360°全方位撮影が可能な防犯カメラは、1台用意すれば死角をつくらず監視できるため、設置に際して掛かる費用を抑えることができます。
様々な機能
360°全方位カメラには、撮影した映像をいろいろな方式で閲覧できる様々な便利な機能があります。まず、撮影にはほとんどの場合魚眼レンズを使用します。魚眼レンズで撮影した映像は円形の魚眼映像として映し出されます。これは360°全方位の撮影範囲内での、人の動きや流れを一目で確認することが可能です。それから、魚眼映像を180度毎の2つのパノラマ映像として閲覧できる機能もあります。また複数台のカメラで撮影したように、映像を複数の画面に分割して出力する機能などもあります。ほかには、ズームしたい場所をズームしその場所を詳細に閲覧することができる機能などもあります。
4K対応
最近では、フルハイビジョンよりもさらに鮮明な映像を撮影できる4K高解像度撮影に対応した360°全方位防犯カメラも登場しています。防犯カメラを設置する際は、室内全体を監視するカメラと、人の出入りを把握するカメラの2台が必要になることがあります。4K高解像度撮影に対応した360°全方位防犯カメラは、人物の顔も鮮明に撮影できるため、1台の360°全方位防犯カメラで室内全体の監視と人の出入りの把握が可能です。高画質化に伴い、カメラ監視の有効距離が大幅にのびますので、カメラの台数を減らすことができるというコストメリットもあります。ただし、4K画質を録画するには通常よりも大きな容量のHDDが必要になりますし、映像を閲覧するモニターも4K対応でなければ同じ画質でご覧になることはできませんので注意が必要です。
おわりに
今回は、360°全方位カメラについてご紹介させていただきました。冒頭にも書きましたが、技術の進歩には本当に驚きです。たくさんの性能を持った様々な防犯カメラが販売されていますので、目的や環境に合った防犯カメラを見つけてくださいね。お問合せ、ご相談も大歓迎です。