録画装置の設置場所で悩まない!街頭防犯カメラでおすすめの録画装置一体型
日常の安全を守るために、防犯カメラを設置する公園や公共施設が増えています。しかし、屋外に防犯カメラを設置する際、録画装置の設置場所に悩む場合も多いようです。
防犯カメラは撮影した映像を保存する録画装置と組み合わせて使うわけですが、スペースの関係上、録画装置の設置場所を確保しにくいケースも出てきます。
そこで今回は、街頭に防犯カメラを設置する際の悩みを解消する、録画装置一体型のカメラをご紹介します。
電柱にはカメラと録画装置を一緒に設置できない
通常の防犯カメラは、カメラと録画装置が分かれています。公民館の壁に防犯カメラを設置するような場合は、配線の手間もかからず、録画装置を屋内に置くことができるので特に問題はないでしょう。しかし、建物から離れている場所にカメラを設置したい場合は、配線を伸ばす必要が生じます。
例えば、電柱を利用して配線すると、工事費用がかかってしまいます。電柱にカメラと録画装置を一緒に取り付けることができれば便利ですが、基本的に1本の電柱には1つの機器しか設置が認められていません。また、近くに柱を立てて録画装置を収納する選択肢もありますが、柱を立てる許可が下りるかどうかは自治体によって異なります。
街頭の防犯カメラは「録画装置一体型」が便利
街頭に防犯カメラを設置する場合、録画装置の置き場に困ることが多いため、カメラと録画装置が一体となった「録画装置一体型」が便利です。録画装置一体型であれば、防犯カメラと録画装置を別々に設置する必要がないため、録画装置の置き場所に悩むこともありません。
ただし、電柱などに防犯カメラを設置する場合、気を付けたいポイントがあります。それは録画装置が一体になっているカメラの中でも、無線式の防犯カメラを選ぶことです。
SDカードタイプの防犯カメラは、映像を本体に挿したSDカードに録画する録画装置一体型であり、配線の手間が入らず、導入コストも低く抑えられるというメリットがあります。しかし、電柱に機器を設置する場合、一定の高さ以上に設置するため、カメラの映像を確認する際は設置場所まで登ってSDカードを抜き取る必要があります。業者にSDカードの回収を依頼する場合は、回収のたびに費用が発生します。
一方、録画装置一体型の無線式防犯カメラであれば、撮影した映像を無線で受信することができます。ノートPCやモバイル端末などを防犯カメラの無線が届く範囲に持っていき、撮影した映像を閲覧用のソフトウェアで確認することが可能です。
無線が届く場所であれば車の中でも映像を確認できるため、暑い日や雨の日の確認作業も簡単です。セキュリティについて心配される方もいるかもしれませんが、無線の信号は暗号化されており、パスワードの設定をしておけば、第三者に映像を見られる心配はありません。
補足になりますが、街頭に防犯カメラを設置する場合は、夜間に撮影することも考慮に入れなくてはなりません。カメラ周辺の明るさを考慮した上でカメラを選んだり、暗い場所でも撮影可能な赤外線モードが付いた防犯カメラを選んだりするなど、撮影場所に適した防犯カメラを選ぶことも重要です。
おわりに
街頭の防犯カメラの必要性は年々高まってきています。特に学校の通学路や商店街などでは安心・安全の確保が最重要課題であり、自治体や民間による防犯カメラの設置台数も年々増えています。道路沿いなど街頭に防犯カメラを設置する場合は、録画装置一体型の無線式カメラを選ぶことで、運用コストを抑え、管理もしやすくなるでしょう。街頭に防犯カメラ設置を検討されている場合、録画装置一体型の無線式防犯カメラを導入されてはいかがでしょうか。