駐輪場に防犯カメラ設置で窃盗やいたずらを未然に防ぐ!
オープンなスペースである駐輪場は、一見すると犯罪とは無縁の場所と思われるかもしれません。しかし、実際には窃盗やいたずらといった犯罪が発生しやすい場所なのです。
そのため、駐輪場を経営している事業者様にとって、防犯対策の導入は避けては通れない道といえるでしょう。そこで今回は、駐輪場での防犯対策を検討している事業者様のために、防犯カメラの必要性について解説します。
駐輪場では窃盗やいたずらが発生する可能性が高い
周囲からの死角になる場所が存在する駐輪場は、犯罪の発生リスクが高くなります。特に深夜に行われる窃盗やいたずらといった犯罪は発見しづらく、駐輪場を経営する事業者様にとっては頭の痛い問題といえるでしょう。
自転車ごと盗まれるケースが多い窃盗
深夜の駐輪場は人目が少なく、死角になる部分も多いため、窃盗の発生率が高くなります。「終電がなくなって帰れなくなったから目についた自転車を思わず盗んでしまった」という自転車ごと盗まれるケースが多いだけでなく、サドルといった一部分だけ盗まれるケースもあります。
したがって、人通りの少ない場所にある駐輪場や深夜の駐輪場の窃盗対策は必須といえるでしょう。
単純な嫌がらせによるいたずらの被害
かごの中のものやパーツの窃盗が目的ではなく、いたずら目的で犯罪が発生するケースもあります。例えば「サドルだけ取ってどこかに隠す」「タイヤをパンクさせる」といった犯罪です。
また、駐輪場の利用客へ暴力をふるうケースも散見されるため、被害を未然に防ぐ必要があります。特に人目が少ない深夜の駐輪場は、いたずら目的の犯罪が発生する可能性が高くなるため、24時間体制の防犯対策が欠かせません。
駐輪場に防犯カメラを設置するメリット
窃盗やいたずらなど駐輪場の防犯対策としておすすめの方法が、防犯カメラの設置です。次に、駐輪場に防犯カメラを設置するメリットを紹介します。
防犯カメラを駐輪場に設置するメリットは、犯罪の発生を未然に防げる可能性が高くなる点と、犯罪状況の記録を証拠として活用できるため、犯罪抑制と犯人の特定につなげられることです。
犯罪の発生を未然に防げる
駐輪場に防犯カメラを設置する1つ目のメリットは、犯罪の発生を未然に防げる可能性がある点です。
駐輪場を利用する人の安全や信頼を守るためには、犯罪を防止することが何よりも重要です。窃盗やいたずらなどの犯罪が発生してしまうと甚大な被害が出てしまうため、防犯カメラを有効活用して未然に防ぐ必要があります。
防犯カメラは24時間365日監視が可能なため、駐輪場を経営される事業者様にはなくてはならないツールといえるでしょう。
駐輪場には多くの人や自転車が出入りするため、その中から犯罪者や不審者を特定することは困難です。しかし、防犯カメラを設置していることを敢えて周囲にアピールすることで、犯罪者への抑止力としての効果が期待できます。
犯罪状況の記録を証拠として残せる
そして、駐輪場に防犯カメラを設置する2つ目のメリットとして、犯罪状況の記録を証拠として残せる点です。万が一窃盗やいたずらなどの犯罪が起きてしまった場合でも、その一部始終をデータ記録できるため、警察が捜査を行う際の証拠としての活用ができます。
駐輪場の出入り口以外にも、死角になる場所を極力減らすように複数の防犯カメラを設置することで、駐輪場の犯罪発生リスクを低減できるでしょう。
駐輪場に防犯カメラを設置する際の注意点
駐輪場に防犯カメラを設置する場合には、以下の3点に注意が必要です。
・死角を作らないこと
・暗闇でも撮影が可能なこと
・犯人の顔が特定できる程度の画質であること
駐輪場に防犯カメラを設置しても、死角になる場所が多いようでは犯罪抑制にはつながりにくいでしょう。そのため、できるだけ死角ができないように、適正な数の防犯カメラを設置する必要があります。防犯カメラの数が増えるとコストが高くなるため、広い範囲をカバーできる広角域カメラの導入で数を減らすことも検討してみましょう。
駐輪場の窃盗やいたずらによる犯罪は、深夜に発生する可能性が高いため、暗闇でも撮影できる状態にしておくことが重要です。駐輪場を常時明るくするための照明の設置や、人が近づくと発光するセンサーライトなどの設置も効果的でしょう。また、暗視カメラや赤外線照明などを搭載したカメラの活用も選択肢のひとつです。
犯罪が発生し録画した映像を確認してみたものの「犯人の顔がぼやけてしまって見えない……」という状況では、防犯カメラを設置する意味が薄れてしまいます。したがって、防犯カメラを設置する場合には、できるだけ高画質で録画できるカメラを選びましょう。
まとめ
窃盗やいたずらによる犯罪が発生しやすい駐輪場には、防犯カメラの設置が効果的です。犯罪の発生を未然に防ぐだけでなく、犯罪発生時の状況を記録することで捜査時の証拠として活用できます。
駐輪場を利用する人や自転車を守るためにも、この機会にぜひ防犯カメラの設置を検討してみてはいかがでしょうか。