戸建住宅の駐車場や時間貸駐車場など駐車場での防犯対策
街中のあらゆるところに駐車場は存在します。戸建住宅の駐車場、マンションやアパートの駐車場、コンビニや飲食店などの駐車場、病院の駐車場、時間貸駐車場などなど。車を運転しなければ駐車場は関係ないかと言うとそうでもありませんよね。駐車場を通ることがあったり、誰かの車に乗って駐車場を利用することもあります。そこで今回は、身近にある駐車場の防犯についてご紹介します。
駐車場での犯罪
駐車場での犯罪は防犯システムの普及により年々減少してきているようです。それでもまだ車上荒らしや車本体の窃盗や部品の窃盗など、 駐車場で事件や事故が発生する確率は多いです。コンビニや飲食店などでの無料の駐車場は、客を装って長時間駐車する迷惑駐車が後をたちませんし、時間貸駐車場では、料金を踏み倒して出庫してしまったり、他の車との接触事故や人身事故なども発生します。人目のない深夜には、車上荒らしや窃盗犯が、駐車場に駐車されている車を狙います。駐車場は身近に多くある為に、多くの危険がある場所となってしまっています。
駐車場での防犯
では、そのような危険を防ぐ手段はどのようなものがあるのでしょうか。まず、駐車場での犯罪が起こしにくくなるように、警告表示を多種多所に設置しましょう。マンションやアパートなどの駐車場では、子供が遊んでいて事故にあってしまうのを防ぐ為に、警告表示を多くすることで保護者の注意を促します。それから、夜間でも犯罪者が犯罪を画策しずらいように、ある程度の明るさを保つことが効果的です。照明を多く設置する、センサーライトなどで威嚇するなどで対応できます。駐車場の出入口にシャッターや強度のあるゲートなどを設置しましょう。そして、防犯カメラを出入口や駐車場全体がしっかり撮影できるように設置しましょう。車のナンバーや車種、色、運転手などもしっかりと撮影できるレベルの画質であること、夜間など暗くなった場合にも対応できる赤外線や低照度対応機能のある防犯カメラを選ぶようにしましょう。定期的に警備員や係員が巡回したりすることも効果的です。そして、車自体にも防犯対策が必要です。車載カメラを設置している車が急増しています。犯罪者心理として、車載カメラが設置されていると、証拠が残ってしまいますので窃盗やいたずらなどの犯罪が起こしにくくなります。車自体の機能で、盗難防止ブザーが鳴る車も増えていますよね。とても大きな音で警報音を発するので、非常に効果的です。
最新の防犯システム
駐車場に適している最新の防犯システムがたくさん販売されています。夜間やあまり光の入らない暗い場所でもカラーで鮮明に撮影が可能な防犯カメラや、遠隔で操作することができ、広い駐車場でも広い範囲を撮影可能な防犯カメラ、音声機能が付いていて、離れた場所から管理者が音声で注意することが可能な防犯カメラなどは駐車場の防犯に適しています。それから、車両ナンバーを認識し記録する車番認識技術が搭載されている防犯システムは、車両管理や入退場の管理に非常に便利です。他には、異常を感知すると警報を管理者に知らせるセンサー感知機能のある防犯システムもあります。
おわりに
今回は、身近にある駐車場の防犯についてご紹介させていただきました。駐車場では、死角が無いようにしっかりと監視することと、監視されていることを知らせる警告表示をすることが効果的な防犯になります。実際に、駐車場での犯罪は防犯システムの普及により減少しています。利用する側も、防犯システムのしっかりしている駐車場を利用する、自宅の駐車場にはセンサーライトや防犯カメラを設置するなど、利用者が注意することで事件や事故などの被害にあうことを未然に防ぐということに繋がりますね。