春の防犯対策とメンテナンスについて
3月ももう終わりに近づき、もうすぐ4月がやってきますね。新生活が始まる方も多いでしょう。そこで今回は、春の防犯対策とメンテナンスについてご紹介致します。
便利機能を利用したお子様の安全対策
小学校入学と共に、一人で行動することが増えたり行動範囲が広がるといったことがあります。また、中学生になると部活動などで帰宅時間が遅くなるといったことも多くありますね。そのようなお子様の環境の変化に伴う生活の変化は、防犯グッズや携帯の便利機能を利用してしっかりと対策をとりましょう。防犯ブザーは、いざという時にすぐに使用できるようにランドセルなどのカバンの外につけておくようにしましょう。いざという時には、カバンの中から防犯ブザーを出して使用するのは難しいですから、すぐに手の届く場所につけるようにしましょう。それから、保護者の方が、防犯ブザーがきちんと動作するかどうか定期的に点検をしておくようにしましょう。最近では、GPSを利用したお子様の登下校を保護者の方にお知らせする機能を設定している学校が増加しています。学校の門を通過すると、登校・下校それぞれ保護者の方に知らせがいきます。また、安全の為にお子様に携帯電話を持たせているご家庭も増えていますので、お子様の位置情報を確認できるGPS機能を利用したアプリなどを利用し、常にお子様のいる場所がわかるようにしているご家庭も増えています。行動範囲が広がったり、帰宅時間が遅くなったりする場合は、やはり保護者の方はご心配ですよね。このような便利機能を利用したり、防犯ブザーなどの防犯グッズを持たせておく、日頃からお子様と防犯対策についてよく話し合っておくことも必要です。
春の防犯システムのメンテナンス(屋内)
防犯システムを一般のご家庭でも導入されることが急増しています。防犯意識の高まりと、犯罪の多様化によるものと、防犯システムが効果的であると実証されて認知されてきたことによります。既に、防犯システムを導入されているご家庭では、半年に一度は防犯システムのメンテナンスをオススメします。ご家庭でもできることは、たくさんあります。屋内に設置されている場合は、コンセント部分に埃がたまっていないか、レコーダー、モニター、カメラなどの上に埃がたまっていないか確認をしてください。また、きちんと起動しているか、変な音がしないかも確認するようにしてください。防犯システムは精密機械です。まれに、故障に気付かずにいざという時に録画がされていなかった、撮影されていなかった、ということが起きてしまいます。また、カメラの撮影範囲も確認するようにしてください。カメラの向きが何らかの原因により変わってしまい撮影したい範囲がズレてしまっていると、せっかく起動していても意味がありません。
春の防犯システムのメンテナンス(屋外)
屋外に防犯カメラを設置している場合、春は雨や強風の多い季節です。強風によってゴミや埃などが、防犯カメラに引っかかっていたりしないかどうか点検するようにしてください。それから強風や雨によって、カメラのレンズ部分が汚れてしまっていると、きちんと撮影されていないということが発生してしまいます。手の届かない場所にカメラを設置している場合も多くあるでしょうから、きちんと撮影されているかまずモニターで確認し、もしも汚れやゴミなどが付着してしまっている場合、ご自身で無理をして清掃しようとせずに、設置してもらった業者へ連絡をしメンテナンスのご依頼をなさってください。それから、防犯カメラにはある程度の強度がございますから、少しの雨や強風などですぐに故障してしまうということは無いはずです。ところが、精密機器ですから経年劣化もございますし、メンテナンスを長期間せずにいると故障の原因になりやすいです。異常がなくても定期的にメンテナンスをすることが、防犯システムを長持ちさせる秘訣です。
おわりに
今回は、春の防犯対策とメンテナンスについてご紹介させていただきました。ご家族の方もお子様も安心して新生活を送れるよう、事前に対策をしておくことが大切です。何よりも、ご自身それぞれの防犯への意識が安全へと繋がりますので、新生活を始められる方、環境が変わる方、いつもと同じ生活を送られる方も、新しい年度と共に、今一度防犯対策についてご検討されることをオススメ致します。