GWには空き巣が多発します!家の防犯は大丈夫ですか?
もうすぐゴールデンウィークですね。お出かけされる方々も多いのではないでしょうか。暖かくなってきて、まとまったお休みをとれることで、ウキウキした気分で過ごされている方々も多いと思います。その前にちょっと待ってください!!あなたのご自宅の防犯は大丈夫ですか?長期間、家を空けることが多いゴールデンウィークなどの行楽シーズンには、空き巣などの犯罪が多発します。そこで今回は、長期間家を留守にする場合の防犯について、ご紹介致します。
空き巣は減少傾向?!
警視庁の調べによると、平成29年の都内における侵入窃盗の認知件数は5,237件で、前年と比較して+7件(0.1パーセント)増加していますが、過去5年で見ると減少傾向にあります。そして、侵入窃盗の場所別発生状況は、住宅が54.8パーセントを占めており一戸建て住宅は23.3パーセント、その他の住宅 20.3パーセント、中高層住宅(4階建て以上)11.2パーセントとなっています。(「その他の住宅」 3階建て以下の共同住宅、テラスハウス等)(警視庁HPより) なぜ減少傾向にあるかと言うと、防犯対策をしている家の増加と、鍵の種類が変わってきているので、昔ながらのピッキングで開けられる鍵が減少していること、簡単に壊せる窓や玄関なども減少していることにより、空き巣にとっては侵入しずらい環境になってきているのです。
空き巣は減少傾向にあるものの、危険度は増している?
空き巣は減少傾向にあるということですが、安心はできません。何故ならば、昔に比べると空き巣の犯罪者が凶器を持っていたり凶悪な行動に出る犯人が多く命の危険もあるからです。ただの空き巣のつもりで侵入したが、居住者や近所の人に見つかってしまい殺害してしまったという供述をしている犯人も多いのです。非常に短絡的かつ凶悪ですが、そういう危険性があることを理解して防犯対策をしなければなりません。
防犯対策をしましょう
ゴールデンウィークなどの行楽シーズンには特に家を長期間空けることが多いので、空き巣などにしてみれば絶好の稼ぎ時になります。長期間出かける予定が決まってから慌てて防犯対策をしようと思っても、急には出来ないこともありますので日頃からしっかり防犯対策をしておくことが大切です。ご自宅の鍵はしっかりと二重施錠されていますか?ピッキングされやすい昔ながらの鍵の場合、鍵を新しいものに交換する、もしくはもう一つ鍵を設置するなどが必要です。それから、侵入されやすい窓はありませんか?ガラスを割られて簡単に侵入されてしまうようでは、全く安心できませんよね。二重に施錠する、ガラスを簡単に割れないガラスに変更するなどが必要です。そして何と言っても効果的なのは、防犯カメラの設置です。侵入可能な場所である、玄関、窓、ベランダや駐車場などが監視できるように防犯カメラを設置し、さらに防犯カメラ作動中というステッカーを貼っておくことでより効果があります。犯罪者心理として、防犯カメラが設置されていると、証拠が残ってしまいますし、逮捕にも繋がりますので安易に侵入することは避けます。機種によっては、外出先から携帯やパソコンなどでご自宅の防犯カメラの映像をご覧になることができます。外出先から自宅の様子をご覧になれるのは、とても安心ですよね。
おわりに
今回は、長期間家を留守にする場合の防犯についてご紹介させていただきました。せっかくの旅行やお出かけですから、安心して楽しめるようにしたいですよね。日頃から、防犯対策をしっかりとしていれば、長期間ご自宅を留守にしても安心して楽しめますね。皆さんも一度ご自宅の防犯について見直してみてはいかがでしょうか。