秋は空き巣に注意!!なぜでしょうか?
9月に入り、過ごしやすくなってきましたね。夏の疲れが出て季節の変わり目ということもあり体調を崩される方も増えているようです。どうかご自愛くださいね。めっきり秋らしくなってきましたが、じつは秋は空き巣が増える時期なんです。なぜでしょうか?そこで今回は、秋に増える空き巣の原因と対策についてご紹介します。
空き巣が増える時期
空き巣が増える時期はいくつかあります。特に顕著に増加する時期は行楽シーズンです。ゴールデンウィークやシルバーウィークのような大型連休には、旅行で家を留守にするご家庭が増えます。長期間の不在を狙って空き巣はターゲットを探しています。空き巣は、ほとんどの場合事前に侵入する家を下見するそうです。侵入経路や、侵入方法、家に誰もいない時間帯、などを確認する為です。下見の時に、お子さんがいる家か、常に家に誰かいるか、ペットがいるかなどを調べています。秋には、運動会や文化祭などの学校行事が増えるのでお子さんがいる家は外出することが増えます。気候が穏やかで過ごしやすいので旅行やお出かけをされるご家庭も増えます。それから、夏には窓を閉めっきりでエアコンをつけていたのを、窓を開けて自然風で過ごすご家庭が増えます。夜には、涼しい風を入れる為に窓をあけっぱなしで寝るということも増えます。このようなことから、不在の家が増えて窓も開いていることが増えて、空き巣にとっては秋には絶好の稼ぎ時になります。
侵入されやすい家
空き巣に狙われやすい家の特徴があります。
・窓を常に開けている
・窓や出入口が一般の人や通りから見えずらい場所にある
・人目が少ない場所にある家
・外灯が少ないなど暗く人通りも少ない場所
・ベランダや窓の付近に足場となるようなものが置いてあったり、電柱などが建っている家
一戸建て住宅だけでなく、マンションやアパートでも同様に戸締りをしていなかったり、窓を割られて侵入されるケースが多く、上記のように侵入しやすい家かどうかということが狙われるポイントになります。
空き巣に狙われないためには
空き巣に狙われないようにするためには、防犯意識の高い家だということをアピールすることです。防犯カメラの設置、センサーライトを設置して明るさを確保、防犯カメラ作動中というステッカーを貼りアピール、などのようなことがとても効果的です。犯罪は明るさと関係するという統計が出ています。窓や玄関先などにセンサーライトを設置し、人が通るとライトで照らされるようにしておけば、侵入するのに目立ってしまう家にわざわざ狙いをつけませんので空き巣などの被害に遭いにくくなります。それから、窓を開けっぱなしにしない、人がいるかいないかすぐわからないようにカーテンやシャッターなどを閉める、長期間留守にする場合は新聞などの郵便物がたまらないようにする、ご近所に声をかけていくなどの注意も必要です。
おわりに
今回は、秋に増える空き巣の原因と対策についてご紹介させていただきました。鍵をかけていても、簡単に解錠されてしまうこともあります。鍵をかけているから安心ではなく、日頃から防犯意識を持つことが重要です。気軽に設置できる防犯カメラも増えていますので、専門家にご相談されてみるのも良いですね。センサーライトは手軽に設置できるアイテムですので、まずはセンサーライトを設置してみるのも効果的です。行楽シーズンに安心してお出かけできるよう、少しの意識改善と対策をご家族で話し合ってみるのも良いですね。