ドローンの利用から最先端技術まで!防犯システムの最前線!!
こんにちは。最近、海外ドラマをよく見るのですがものすごいテクノロジーを駆使して事件を解決していくというパターンが非常に多いのですね。”小さな虫のようなドローンに最先端のカメラを搭載し犯人を追跡する”ですとか、ビックデータ時代らしくわずかな情報から犯人が割り出せたり、犯罪を犯す犯人もなかなかのテクノロジーを駆使して警察の捜査を撹乱する。いやはや凄いなぁと思って見ているのですが、じつはこれらのことはドラマや映画の中だけの話ではないのです。そこで、今回は防犯システムの最先端な技術をご紹介いたします。
監視カメラ映像で犯人を見分ける最先端技術
カメラに映し出された被写体の姿を映し出すと、その人物の感情と動向が予測できる画期的な技術を開発したのは、ロシアのセキュリティー部門における国家研究機関「ELSYS(エルシス)」です。VibraImageと呼ばれる技術をもとに、不審者や犯人の行動を事前予測し、犯罪防止につなげる監視カメラシステムが開発されました。人間を含む動物の精神状態(感情)を身体全体の振動及び膨大な基礎データによって解析し不審者と思われる者を事前に検知するというシステムです。簡単に言うと、犯罪者のオーラが色でわかるように分析されるので、監視カメラに怪しい人物が映るとオーラの色が違うので大勢の中から怪しい人を特定できるというシステムです。実際にソチオリンピックでも導入され成功を収めました。
ドローンの防犯活用
続いて、皆さんもご存じのドローンの活用です。すでに実用化されている商品もありますが、広大な範囲を撮影する場合、防犯カメラを何台も設置しなければならなかったり、赤外線の照射範囲が届かなかったりなどします。その場合にはドローンが活躍します。不審者が入るとそれをシステムが感知し、ドローンが不審者に接近し撮影、撮影された映像はリアルタイムで送信され不審者の情報が得られるというシステムです。海外ドラマの中では、さらにそのドローンが銃を搭載していて犯人の車を攻撃していましたがさすがにそれはドラマの中だけですよね。しかし、なんだか近未来だと思っていたのはもうすでに現実となっていて少し驚きますね。ただし、ドローンの使用は個人情報保護の問題から使用が制限されますので、ルールを守って使用しましょうね。
顔認証システム
これはご存じの方も多いかもしれませんね。すでに日本国内でも実装されていますが、防犯カメラに顔認証システムを搭載し、万引き犯などの防止策として活用されています。店内にあらかじめ顔認証登録されていた万引き犯が入ってくると、警備にその情報が送信され再発防止の為に監視するという仕組みになっています。某書店での実装例が有名ですが、これには賛否両論ありました。防犯カメラを設置していると周知されていれば防犯の為にその情報を利用するのは法律的には問題は無いのですが、気分が良くないという方も多く賛否両論あるようです。皆さんはこのシステムについてどう思われますか?
おわりに
今回は、様々な防犯システムの最前線をご紹介致しましたがいかがでしたでしょうか。防犯カメラは様々なテクノロジーとの融合により素晴らしい技術が開発されています。2020年には東京五輪が開催されますが、それに向けてセキュリティの強化が不可欠です。一方、情報社会、監視社会と言われるように、個人情報保護の観点からは不安な思いをされる方もいらっしゃるのが現状です。そんな課題が解決され私達の安全な暮らしが守られるには、ルールを守った利用と、技術開発に遅れをとらない法整備が必要になってくるのではないでしょうか。