家の防犯対策には防犯カメラを使おう!設置するメリットや注意点
「自宅に防犯カメラを設置するなんて、大袈裟では?」
そのように考える人も多いようですが、このご時世、注意するに越したことはないというのが現実です。防犯カメラを設置することは、万が一の備えになるとともに、犯罪者への抑止力となります。
今回は、家に防犯カメラを設置するメリットや、防犯カメラの相場などについて紹介します。
自宅用防犯カメラを設置するメリット
家に防犯カメラを設置するメリットには、以下のようなものがあります。
- 犯罪抑止力になる
- 万が一の時、動画が残っていれば犯人逮捕に役立つ
- 安心感を得られる
防犯カメラを設置する場所
家を守るために、どの点を重点的に防犯したいかを考え、防犯カメラ設置を検討しましょう。
- エントランス
- 玄関
- 犯罪者が侵入しやすいと思われる裏口や窓
- 駐車場
- 駐輪場
「エントランスや玄関など、正面から侵入してくる犯罪者はあまりいないのでは?」と考える方も多いようです。
ですが、玄関先に防犯カメラを設置しておくことで、犯罪者に「この家は、防犯意識が高い家だ」と印象づけられるため、犯罪抑止力としても作用します。
複数設置を考えている場合は、玄関先への設置も検討しましょう。
続いて、犯罪者にとって侵入しやすい裏口や窓ですが、こちらは防犯カメラを設置しておきたいポイントといえます。
「自分が犯罪者だったら」と仮定し、どのルートで侵入するのが目につきにくいかを考え、そのポイントに防犯カメラを設置しましょう。
また、近年増加傾向にある車上荒らしや、自転車を盗難から守るために、駐車場や駐輪場への設置も検討しましょう。
最近は、車のドライブレコーダーに犯罪現場が記録されていて、そこから犯人を割り出したケースなどもありますが、防犯カメラを設置しておいた方が間違いはありません。
例えば「車が大好きで、高級車が置いてある」「自転車が趣味で、高級自転車を駐輪している」という場合は、玄関先の防犯カメラより、駐車場や駐輪場の防犯カメラの性能をグレードアップした方が、自分の望む防犯を実現できるでしょう。
防犯カメラを自宅に設置する際のポイント
防犯カメラを自宅に設置する場合、その効果をより高めるポイントはあるのでしょうか。
「防犯カメラ設置」などの表示を行う
防犯カメラを自宅に設置する場合、「防犯カメラ設置」などの表示を出すことをおすすめします。
その表示があるだけで、犯罪抑止力につながり、より防犯効果を高めることが可能です。
ダミーの防犯カメラも導入する
費用面の問題もありますから、複数台の防犯カメラを家に設置するのは難しい事情もあるでしょう。そのような場合、ダミーの防犯カメラを設置するのも一つの方法です。
最近は、一見しただけでは本物の防犯カメラかどうかを判断できないようなものもありますから、有効に活用しましょう。
防犯カメラの価格帯について
家に防犯カメラを設置するメリットについて述べてきましたが、実際に取り付けるにあたり、価格はどのくらいなのか気になる方も多いと思います。
防犯カメラは、屋内用、屋外用などの用途や、性能によって価格が大きく違います。
屋内用よりも屋外用の方が強度も必要となりますから、価格は高くなりますし、画質を求めれば価格もアップします。
価格帯については、安いものなら1万円台から販売されており、一般的な防犯カメラのおおよその相場は3万円ほどとなっています。
高いものは数十万円のものもありますが、自宅の防犯目的で設置する場合は、そこまでの性能が必要とは限りませんので、よく検討しましょう。
具体的には防犯カメラ本体以外にも、録画機やモニターが別途必要な物や、センサー感知で自動的に録画するもの、サーチライトが付属しているものなどさまざまな種類があります。
代表的な防犯カメラの種類
近年人気となっている防犯カメラには、以下のタイプがあります。
モニタータイプ
防犯カメラとモニターがセットとなっており、電源を入れてスイッチをオンにするだけで使用開始できるモニタータイプの防犯カメラです。
外部のモニターが外づけ可能で、HDDに接続可能なものも多いため、自宅のテレビなどで映像を確認したい方や、長時間録画したい場合に導入されるケースが多くなっています。
アプリタイプ
カメラ単体で販売されているアプリタイプの防犯カメラは、ネットワークに接続して映像を確認するものとなっています。
アプリ操作でカメラの角度調整が可能なものもあり、リアルタイムな見守りに便利です。
クラウドやアプリへの録画機能が搭載されているタイプでは、録画映像のチェックもしやすく、便利なものとなっています。
ただ、ネットワーク環境が必須となり、初回起動時の設定には手間が必要なのでインターネット設定などに苦手意識がある場合はハードルが高めの商品といえるでしょう。
防犯カメラ導入時にはさまざまな面から検討を
防犯カメラを導入する際には、この他にも本体価格や工事費用、ランニングコストといった費用面や、設置場所に応じた性能など、事前に確認しておくべきポイントがあります。
導入する際には、設置場所を想定し、その場所に適した機種をピックアップし、費用面も含めて検討するようにしましょう。