家にいながら遠く離れた別荘を守る!防犯カメラによる監視
別荘の防犯について、考えたことはありますか?
別荘は、長期休暇などに避暑や保養、休養などに訪れる風景や気候のよい土地にある別宅で、普段からそこに住むことは多くないでしょう。
リゾートマンションの場合は、管理人が防犯対策や設備管理をしてくれますが、個人が所有する別荘の場合、管理人に依頼するケースは少なく、防犯についても意識が薄くなりがちです。
そんな別荘には、遠隔で管理可能な防犯カメラの設置がおすすめです。
防犯カメラで別荘を遠隔見守り
不在期間が長い別荘だからこそ、防犯カメラでの監視は有効な防犯につながります。
ひと昔前は、別荘で撮影された防犯カメラの映像を、遠く離れた自宅で確認するのは難しいというのが実情でした。
せっかく防犯カメラを別荘に設置しても、映像を確認するためには別荘まで出向かなければならないため、自宅から遠く離れた別荘を守ることが難しかったのです。
最近の防犯カメラは性能がアップし、インターネット経由で別荘の現在の状況を確認することができるようになりました。
別荘の現在の様子を確認できるため、映像が乱れてしまったり、確認できない状態になってしまったりした場合でも、「トラブルが起きているかもしれない」と早期に気づくことが可能です。
別荘に防犯カメラを設置するメリット
防犯カメラを別荘に設置するメリットには、次のようなものがあげられます。
・防犯意識の高さをアピールできる
防犯カメラを目で見て分かるところに設置しておけば「この別荘の持ち主は、防犯意識が高い」と犯罪グループから避けられるといった効果も期待できます。
犯罪抑止力としての作用も期待できますから、防犯カメラを設置する場合は「防犯カメラ設置」などを門や玄関などに掲示し、アピールするのもおすすめです。
・不審者侵入の記録を残せる
不審者が侵入した際、その容姿を映像として残すことができるので、犯人特定にも役立ちます。
・遠隔操作で不審者に威嚇もできる
遠隔操作機能が搭載されている防犯カメラの場合、不審者侵入時に防犯カメラを自宅から操作し、犯人の姿を写すことも可能です。
防犯カメラが作動したことで、不審者が「気づかれた」と判断し、侵入を諦めることもあります。
別荘に設置する防犯カメラに求められる性能
防犯目的で別荘に防犯カメラを設置するなら、押さえておきたいポイントがあります。
・侵入者検知通報機能
侵入者を検知した場合、登録しておいた電話番号やメールに通報する機能です。
侵入者検知通報機能があれば、遠隔地にいながら、別荘の異変をいち早く知ることが可能となります。
・遠隔操作機能
防犯カメラを遠隔で操作できる機能で、自宅にいながら防犯カメラの角度を変えたり、ズームさせたりすることが可能です。
・夜間撮影機能
照明器具や赤外線機能を搭載した防犯カメラを設置すれば、夜間でも撮影可能です。
この夜間撮影機能を持った防犯カメラを用いることで、万が一不審者が侵入しても映像として記録に残すことができます。
人感センサーのついたタイプの場合は、不審者が侵入すると照明が点灯し、不審者を撮影します。ライトが点灯することで侵入者に対する威嚇にもなり、防犯効果をより高めることが可能です。
また、赤外線搭載の防犯カメラは赤外線LEDで不審者などを照らし、撮影します。
一見真っ暗に見えても、赤外線LEDはしっかりと不審者を放射する赤外線で照らし、その姿を撮影することが可能です。
防犯カメラ設置で別荘を犯罪から守る
防犯カメラが設置されていることで、別荘を悪質な犯罪から守ることが可能です。
防犯カメラは安いもので1万円台から、高価なものになると数十万円までとさまざまな価格帯のものが展開されています。
別荘に設置する場合に必要となる機能を見極め、防犯カメラを選ぶようにしましょう。先ほど紹介した機能の中でも、特に録画機能は必須となります。別荘の場合、自宅に設置する場合と比べて、頻繁にチェックしたり録画映像を定期的に整理したりするのは難しいと思われますので、録画容量が大きいものや、SDカードに保存ができるものを選ぶのも一つです。
ただ、その分価格帯も高価になっていきますので、どの程度録画できるか?どのくらいの期間保存できるか?などを含めて検討するようにしましょう。
防犯カメラは可能であれば複数設置することをおすすめしますが、費用面などで難しい場合もあるでしょう。
そういった場合はダミーの防犯カメラと併用し、犯罪グループなどに対して防犯意識の高さをアピールすることも一つの方法ですので、検討してください。