優良防犯機器認定制度RBSSをご存じですか??
防犯カメラを設置しようとお考えの時、どのようなことを基準にして機器や業者を選べばいいのかというのは難しい選択ですよね。そんな時に、参考になる安心できる防犯機器の認定マークがあります。そこで今回は、公益社団法人・日本防犯設備協会が認定する「優良防犯機器認定制度」についてご紹介します。
優良防犯機器認定制度RBSSとは?
優良防犯機器認定制度RBSSとは、公益社団法人日本防犯設備協会が一般の方々の安全・安心に寄与することを目的に、防犯機器に必要とされる機能と性能の基準を策定し、その基準に適合した機器を「優良防犯機器」と認定することにより、優良な防犯機器の開発及び普及促進を図る自主認定事業です。各機器の防犯上に必要な機能・性能や環境への対応及び表示などを審査しています。それから、申請事業者の品質管理や企業姿勢及びサポート力などを審査しています。
どのようなことを基準に決めているの?
優良防犯機器認定制度RBSSは、防犯に必要な要素を抽出して、防犯カメラとデジタルレコーダーに必要な機能性能として基準化しています。例えば、同じ防犯カメラで同じ仕様用語であっても、メーカーによって測定方法が違ったりするので、比較しずらいといったことがあります。そのような場合に、わかりやすく比較できるように優良防犯機器認定制度RBSSは機器測定方法や機器審査基準を統一して、必要な機能や性能を満たしているかどうかを評価していますので、防犯に役立つ機器としてRBSS認定機器は安心してご利用いただくことができます。それから、RBSSは機能・性能測定の協会自主認定基準以外に、JEITA(一般社団法人電子情報技術産業協会)規格やSESE規格(協会技術標準)、JIS規格やIEC規格を採用しています。
防犯設備士について
優良防犯機器認定制度RBSSをよく理解している専門家が「防犯設備士」になります。平成4年より防犯設備の専門家として、認定試験で一定の知識・技能が優れた者を「防犯設備士」として認定しています。防犯の設備は機器を取り付ければ防犯の機能を発揮するというものではありません。侵入盗、強盗の手口を研究し、何処に何を設置すればよいかということを、理論的な裏付けに基づき設計施工を行い、さらに、運用管理が十分になされてはじめて防犯システムが完成します。このため、防犯システムに携わる人は専門の教育を受けていることが非常に重要です。また、科学技術の進歩により機器も高度な技術が使われているので、そのフォローも必要です。(参照:公益社団法人日本防犯設備協会HPより)防犯カメラを設置する際に、どの業者に依頼すればいいか迷われると思います。まずは経験豊富な防犯設備士がいる企業かどうかというところをご参考にされてみてください。
おわりに
今回は、優良防犯機器認定制度RBSSについてご紹介させていただきました。防犯カメラを設置するのには、時間や手間、費用がかかりますよね。せっかく設置するのですから、効果的で目的や環境に合った防犯システムを導入したいものです。その為にはやはり専門家にご相談されることをおすすめしますが、その専門家は経験が豊富で実績が多い企業に所属する防犯設備士を選ぶと良いです。経験が豊富で実績が多いということは、様々なケースに対応できるということです。防犯カメラを設置する環境は、様々ですよね。一戸建住宅であったり、マンションやアパートであったり、ビルであったり、屋外であったり、工場であったり。ですから、経験が豊富で実績が多い企業にご相談されることをおすすめ致します。