防犯カメラを設置した後の保守契約は必要ですか?
先日、お客様からご質問をいただきました。「防犯カメラを設置したら、保守契約についてどうするか聞かれました。保守契約は必要ですか?」とのご質問でした。保守契約については悩まれるお客様が多いようです。そこで今回は、保守契約についてご紹介します。
保守契約とは?
保守契約とは、設置した防犯カメラの保守点検が必要な場合にする契約のことです。保守契約を結ぶと、有料で定期的に保守メンテナンスを業者がしてくれます。防犯カメラの設置を業者に依頼すると、機器の保証(当社の場合は業界最長の3年間無料保証です)や、故障時の代替機などが最初に支払う代金に含まれていることがあります。機器の保証とは、通常の使用をしていて機器が不具合を起こしたり故障したりする場合に無償で交換してくれる保証のことです。家電などでも保証期間がありますよね。しかしながら、その保証にはメンテナンスや保守は含まれていません。メンテナンスや保守は、機器が正常に作動するかどうかの点検や機器の清掃、調整をします。それから、配線やカメラの角度の確認などもします。特に手の届かないところに防犯カメラが設置されていたり、レコーダーの内部などは、専門家でないと点検するのは危険です。保守点検は、故障してから修理交換するのではなく、故障や不具合が起きないようにする為の点検になります。防犯カメラやレコーダーは精密機器です。ですから、メンテナンスや保守点検を定期的に行うと、より長持ちしますし故障や不具合なども起きにくくなります。
設置した業者でないと保守点検は受けれない?
その保守点検は、設置を担当した業者でないと受けることができないのでしょうか。結論から言いますと、設置を担当した業者でなくても保守点検をしてくれる業者はあります。ただし、できれば設置を担当した業者が保守点検をしたほうがスムーズでしょう。設置した業者は設置した際の配線や機器の特徴などの情報を持っています。簡単な配線で設置されていれば良いのですが、複雑な配線の場合はそれだけ点検も大変になります。
保守契約は必要かどうか
つまり保守契約は必要かどうかについてですが、必ずしも必要ではないですが結んでおいたほうが機器に不具合が起こる心配もなく安心できます。業者によって、内容も多少違うようですから、まずは設置を担当した業者に保守の内容を確認するのが良いでしょう。かかる金額とその内容に納得できれば、保守契約を結んでおいたほうが絶対安心ですし、必要な時にきちんと防犯カメラの映像が記録できていなかったという事もありません。メンテナンスをご自身でするのにも限界がありますから、定期的に業者にメンテナンス、保守点検をしてもらっておけば、機器が不具合などおきずに長く使えて故障が少なく、結果的にコスパが良かったということにもなります。
おわりに
今回は、保守契約についてご紹介させていただきました。安価で粗悪な機器ではなく、きちんとした機器を設置していればそんなに壊れるものではありません。ですが、やはり24時間ずっと稼働させることにより消耗してしまいますから、きちんとメンテナンスすることは大切です。そのメンテナンスに、手間や時間をかけられるかどうか、ということや、最初から寿命がきたら新しい機器に入れ替えるつもりだから保守点検は別に必要ないよ、などというお客様もいらっしゃいますので、そのようなことでご判断していただければ良いと思います。ご参考になれば幸いです。