ポイントはあの資格の登録?良い業者の見極め方
防犯カメラを設置する際にまず悩むのはどの業者に依頼すればいいかということですよね。最近では、簡単に設置できる置くだけの防犯カメラなども販売されているので、場合によっては業者に頼まずにご自身で設置できることもあるかもしれません。しかし、屋外への設置や防犯対策として効果的なものを設置したいとなるとやはり専門家に頼まないと難しいです。そこで今回は、良い業者の見極め方をご紹介致します。
実績の豊富な業者を選びましょう
まずわかりやすい見極めポイントは、実績の豊富な業者を選ぶことです。それも幅広い実績があると良いでしょう。戸建て、マンション、ビル、会社、商店街など多岐にわたる豊富な実績があるということは、幅広い工事に対応できるということです。防犯カメラを設置する工事は、その環境やお客様の目的によって配線や使用する機器が違ってきます。ですから、実績が豊富で幅広い工事を経験している業者は、それだけ選択肢を持っているということです。設置する環境や状況によって最適な防犯システムは違ってきますから、最適な防犯システムを設置してくれるはずです。
「一般建設業の登録」があると安心
次には、一般建設業の登録があるかどうかを見てみましょう。防犯カメラを設置するには工事が必要ですが、「軽微な工事」以外の建設工事を施工するには、建設業許可を受けなければなりません。その「軽微な工事」というのは、500万円未満の工事、建築一式工事については1,500万円未満の工事です。それ以外の建設工事を施工するには、建設業許可を取得しなければなりません。そこで、一般建設業許可を取得すると「軽微な工事」以外の建設工事を受注することができ、金額の制限を受ける事無く許可を受けた業種の全ての建設工事を受注する事ができます。つまり「一般建設業の登録」があるということは、大口の法人への取引があり高い施工能力を有する会社であるということが言えます。さらに実績を見てみると、それを証明するかのような取引実績があるかと思います。特に、銀行や警察、官公庁などと取引があり、施工実績がある業者は、信頼ができます。銀行や警察、官公庁などは、取引をする際に厳しい審査があります。よって、その審査を通過した信頼できる会社ということになります。
販売から保守メンテナンスまでワンストップサービス
続いて、見るべきポイントは保守メンテナンスも自社で行っているかどうか。というところです。なぜ保守メンテナンスを自社で行っているかどうかが重要になってくるかというと、防犯カメラは機器です。カメラの設置工事を行い稼働させますが、設置したら終わりではなく長く使い続けるうえで保守メンテナンスが必要になります。設置工事をした業者の場合、工事の配線、販売したカメラの特性、設置場所の環境など情報が残っているので、何かあった際にきちんと保守メンテナンスが受けられることになります。下請けの業者に保守メンテナンスなどを委託している場合、サービスの品質が違ってしまったり、情報がない為に原因究明に時間がかかったり、お客様に手間がかかってしまったりすることも考えられます。自社で一貫して保守メンテナンスまでサービスを提供している業者の方が設置後も安心ですね。
おわりに
今回は、良い業者の見極め方をご紹介させていただきました。できることならコストを抑えて安く良い業者に依頼したいですよね。ところが、コストだけで判断してしまうと、工事に不備があったり、安価で煩雑な機器を設置されてしまいすぐに壊れてしまって、結局入れ替えをしなければいけなくなってしまったのでは逆に高くついてしまいますよね。安心できる良い業者をしっかりとお客様ご自身で選ぶようにしましょう。