AI技術の活用でどう変わる?地域や施設での防犯対策

防犯設備士による、防犯カメラ設置に関するお役立ち情報
機能豆知識

AI技術の活用でどう変わる?地域や施設での防犯対策

近年ではAI技術はより身近なものとなり、地域の施設の防犯対策にも活用されるようになってきました。

防犯対策で最もポピュラーなのは「防犯カメラ」の設置と思い浮かべる方も多いと思いますが、一般的な防犯カメラではなくAI技術を活用した防犯カメラで期待できる対策事例は何があるのでしょうか?

一般的な防犯カメラとAI搭載の防犯カメラを比較した際のメリット・デメリットとともに、防犯対策事例を3つ紹介します。

AI技術を活用した防犯カメラで期待できる防犯対策事例

AI技術を活用した防犯カメラで期待できる防犯対策事例は以下の3つです。

1.路上・街中で起きる犯罪の未然防止

道路や歩道、横断歩道、ショッピングモール内など路上や街中では、いつどんな犯罪が起こるか分かりません。警察や店員などが怪しいと思った人物に声をかけることはありますが、24時間365日監視するのは難しいものです。

そんなときにAI技術を活用した防犯カメラを利用すれば、人間の目が届かない部分まで監視をしてくれるので、一般的な防犯カメラのみより犯罪を防止できる可能性が上がります。

たとえば万引き犯によく見られる行動をAIに記憶させておけば、万引きを犯す前に監視することが可能です。子供が迷子になったときに子供の特徴をAIに記憶させれば、誘拐される前に子供の居場所を見つけられます。

2.幼稚園・保育園・学校内への不法侵入の未然防止

一般的な防犯カメラだと常時カメラを監視していない限り、学校や保育園などに不審な人物が侵入してきた「瞬間に」気づくことは難しいでしょう。かといって、どの学校でも監視員を置けるような人員的な余裕があるわけではありませんから、不法侵入による事故が起こってしまうのです。

そこでAI技術を活用した防犯カメラを導入すると、怪しい動きをしている人物や、生徒以外の人物の不法侵入を検知することができます。侵入者が事件を起こすのを阻止できる可能性が高まるのです。

3.駅構内でトラブルが起こったときの迅速な警報・通報

駅構内で乗客と駅員との間でトラブルが起こったとき、目撃者が通報して警察が到着するまでにはどうしても時間がかかってしまいます。警察が到着するまでに大きなトラブルへ発展する可能性があるため、できる限り迅速な対応が必要です。

AI技術を活用した防犯カメラであれば、トラブルが起こった際の動きなどを記憶させておけば、トラブルが発生する前にその行動を検知し知らせてくれることで、未然に防ぐことが期待できます。

また、トラブルが発生してしまったとしても、事前に「トラブルが起きそう」と警報があることにより、警察への通報もスムーズに行うことができます。

AI技術を活用した防犯カメラのメリット・デメリット

一般的な防犯カメラでももちろん防犯効果はありますが、AI技術を活用した防犯カメラは一般的なものと比較してどんなメリット、デメリットがあるのか見ていきましょう。

メリット

一般的な防犯カメラと比較した場合のAI技術を活用した防犯カメラのメリットは、

  • 対象となる人物や行動を瞬時に見つけ出してくれる
  • 監視のための人員を削減できる
  • 人間の目よりも性格に監視してくれる
  • さまざまな防犯事例に応用できる

などがあります。

AIは人間の脳のうち「知的能力」と呼ばれる能力を人工的に作り出したものです。人間の脳のように動きますが、人間の何十倍ものスピードで解析を行うため、対象となる人物などを迅速に見つけてくれます。一般的な防犯カメラでは、人間が録画したデータをチェックするのでどうしても時間がかかってしまうのです。

人間の目だけで録画された防犯カメラの映像を確認すると、犯人を見落としてしまう可能性がありますが、AIのほうが見落としの可能性が低く、正確にチェックしてくれます。

そのほかにも、録画・記録・確認が中心の一般的なカメラに対して、AI搭載のものは設定によってさまざまな防犯事例に応用できること、チェックの際に人員が必要な一般的なカメラに対して無人でチェックできる点などが、AI技術を活用した防犯カメラのメリットです。

デメリット

一般的な防犯カメラと比較した場合のAI技術を活用した防犯カメラのデメリットはほとんどないのですが、強いて言うなら、

  • 一般的な防犯カメラよりもコストがかかる

という点があります。

防犯カメラだけより「防犯カメラ+AI技術」の方がどうしても費用は高くなってしまう傾向にあります。

そのため、予算によっては全ての防犯カメラをAI搭載のものに切り替えることが難しい場合もあるかもしれません。その場合は、特に犯罪が起きやすいとされている場所など、限定的にAI技術を活用した防犯カメラを設置することも検討してみましょう。

まとめ

AI技術の発展により、AI技術を活用した防犯カメラへ切り替えるケースが少しずつ見られています。AI技術を活用した防犯カメラを使えば、街中で起こる犯罪や学校への不法侵入を未然に防げたり、駅構内でトラブルが発生したときに瞬時に警察へ通報できたりなどの対策が可能です。

一般的な防犯カメラよりも費用が高めというデメリットはありますが、これまでの防犯カメラを上回る防犯対策を行うことが可能ですから、犯罪やトラブルをできる限り「起こる前」に防ぐためにもぜひ導入を検討してはいかがでしょうか。

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