防犯カメラ(レコーダー)の動体検知機能についてご紹介します!
夜、住宅街を歩いていると、通りかかった際に駐輪場や住宅の玄関のライトが点灯したというご経験はありませんか。私は昔、学生の頃、帰り道にあるアパートを通ると必ずライトが点くのがなんだか怖くて道を変えたことがありました。当時は人にセンサーが反応してライトが点灯するということを知らなかったこともあり、誰かがライトを点灯しているんだと思っていたのです。。。なんともマヌケな話ですよね。最近では、玄関内やトイレなど、センサーライトが設置されている場所はすごく増えていますよね。それと同じように、防犯カメラの映像を録画するレコーダーにも動くものに反応して作動させるという機能があります。そこで今回は、レコーダーの動体検知機能についてご紹介いたします。
動体検知機能とは
動体検知機能とは、動くものに反応するという機能です。防犯カメラを設置すると、防犯対策としては24時間撮影が必要になりますよね。その撮影した映像を録画するのがレコーダー(録画機)です。レコーダーの中にはハードディスクという実際に映像のデータを記録するものが内臓されています。そのハードディスクの容量によってどのくらいの時間、映像が記録できるかが変わってきます。動体検知機能があるレコーダーは、撮影している画面に何か動きがあった場合のみ反応し、録画機能を作動させることができます。
メリット
この動体検知機能があるレコーダーのメリットは、動きがあった場合のみ映像を録画できるというところです。通常、防犯カメラを設置しその映像を録画するのは24時間ずっと録画することが必要ですよね。例えば、泥棒や万引きなどは一瞬のうちに犯行を行いますので、その一瞬を録画できていなければ防犯システムとしての機能を果たせていないことになってしまいますよね。録画する為のハードディスクは消耗品です。通常、決まった容量のデータが録画されるとそこに上書きされていきます。その録画しておきたい期間によってハードディスクの容量は変わってきます。この動体検知機能があるレコーダーは、動きがあった場合のみ録画しますので、ハードディスクの容量が節約できます。また、録画した映像を確認する場合にも、動きがあった時のみ録画されていますので、異変に気付きやすいというメリットがあります。それから、この動体検知機能があるレコーダーは、人の出入りや動きが多い場所よりも、通常はあまり動かない場所での設置が向いています。通常は人の出入りがあまりない場所で何かが動くということは、そこに人や何かがいるということですよね。異変があることがよりわかりやすいので、倉庫や閉店後の店舗など日頃はあまり動きの無い場所に設置すると、より一層効果を発揮します。
センサーライトとの併用でより効果的に!
この動体検知機能付き防犯システムですが、冒頭にも例としてでてきたセンサーライトとの併用でさらに効果的な防犯対策となります。センサーライトが効果的なのは夜間や暗い場所での監視です。センサーライトが点灯することにより、犯罪を犯そうとしている犯人は目立ってしまうので怯む確率が上がります。また、防犯意識の高い家と認識されますので、犯行を実行しずらくなります。そして、夜間の監視の場合、赤外線カメラや高感度カメラで撮影することになりますが、センサーライトを併用することによって、より鮮明に撮影することができます。
おわりに
今回は、防犯カメラ(レコーダー)の動体検知機能についてご紹介致しました。防犯カメラには様々な機能があります。設置する環境や目的に合った機能のある防犯システムを導入すると、より効果的です。また、センサーライトのような併用することでより効果を発揮する防犯機器などもありますので、防犯カメラを設置する際は、専門家により効果的な防犯システムを提案してもらうのが良いでしょう。