商店街の犯罪と防犯について
皆さんがお住まいの地域に商店街はありますか?スーパーマーケットや大型ディスカウントショップなどに客が集まってしまい個人商店が閉店に追い込まれてしまうというニュースを見たことがありますが、それでも商店街は今もなお私達の生活に密着した欠かせない場所という街も多くあります。弊社でも、商店街に防犯カメラを設置させていただいた実績が多くありますが、商店街の防犯カメラ設置はどのようなことに役立つのでしょうか。そこで今回は、商店街の犯罪と防犯についてご紹介致します。
商店街での犯罪
商店街での犯罪にはどのような犯罪があるのでしょうか。商店街と言えば、多くの商店や飲食店がずらっと立ち並んでいますよね。その為に、意外と多くの種類の犯罪がおきてしまう可能性があります。ひったくり、落書き、ごみの不法投棄、放火、器物破壊、自動販売機荒らし、喧嘩、通り魔、痴漢など様々です。利用客は買い物に来ている為、すぐにお財布を取れるよう鞄をあけていたり、財布の中には現金が入っていたり、特にひったくりが狙いやすい環境があります。また、閉店後のシャッターへの落書きなども多くみられます。それから、ごみなどが置いてある場所でたばこをポイ捨てしそれが原因となって火事が起きてしまうと、隣同士くっついている商店街ではたちまち燃え広がってしまいますので非常に危険です。
防犯対策
では、商店街ではどのような防犯対策が有効なのでしょうか。まず、防犯カメラの設置です。対向配置で死角なく設置することで、犯罪抑制・犯罪発見・行動把握へと繋がります。それから、その映像をしっかりと録画しておくことで、犯罪特定・事件の早期解決へと繋がります。アーケードなどになっている商店街もありますが、ある程度の明るさを保っておくことも犯罪抑制に繋がります。特に夜間は、街路灯やセンサーライトを設置することにより最低でも10ルクス以上の明るさを確保しましょう。防犯カメラ作動中というステッカーを活用し、防犯カメラの設置をアピールすることでより防犯効果が高まります。
商店街の設置に向いている防犯カメラ
商店街での防犯に有効な防犯カメラですが、どのような種類を設置するのが有効でしょうか。防犯カメラには様々な機能を持つ防犯カメラがあります。中でも商店街での設置に向いているのは、屋外用の防犯カメラです。屋外の環境では、雨が降ったり、雪が降ったり、風が吹いたり、埃や塵などが風にのってぶつかってきたりということが考えられますよね。ですから、そのような環境でも耐えられる防水、防塵の防犯カメラを設置するのが良いです。それから、昼夜で明るさが変化しますから、暗い場所でも撮影が可能なデイナイトカメラが向いています。デイナイトカメラとは、明るさを検知して暗くなった場合には赤外線撮影に切り替わるカメラです。他には、遠隔で操作することが可能なPTZカメラという防犯カメラも便利です。遠隔でどのような操作が可能かというと、撮影する向きを上下や左右に動かすことができます。また、ズームも遠隔で操作可能です。異常が発生した場合にその撮影範囲内でしたらよりズームして撮影することが可能です。防犯カメラの設置場所は、いたずらされたりしないよう人の手の届かない高さに設置すると良いです。
おわりに
今回は、商店街の犯罪と防犯についてご紹介させていただきました。あらためて考えてみると様々な犯罪が発生してしまう危険性があるのですね。そして、商店街のような密集した場所では、客で混雑することも多く事件が発生すると巻き込まれてしまう可能性も高くなってしまうので、未然に事件を防げるようしっかりとした防犯対策が必要ですね。自治体から補助金が助成されることもあるのでそのような制度を利用し、安全なまちづくりを目指してほしいです。