街の防犯カメラ設置の必要性
身近になってきた防犯カメラですが、皆さんがお住まいの街にも防犯カメラが設置されている場所はありますか?”防犯の為”ではあるのですが、なぜ街に防犯カメラの設置が必要なのでしょうか。そこで今回は、街の防犯カメラ設置の必要性についてご紹介します。
犯罪が起きた時の証拠
毎日のようにニュースで事件の証拠として、防犯カメラ映像を見ますね。その映像は、事件が起きることを予測して防犯カメラを設置していたから撮れた。。。わけではないですよね。防犯の為に、以前から防犯カメラを設置していた場所で、たまたま犯人が通ったり事件が起きたりしただけですよね。実際に、防犯カメラの映像が証拠となったり、手がかりとなって、犯人が逮捕されることは非常に多くなってきています。事件や事故などの犯罪はいつどこで発生するかわかりません。このように防犯カメラを設置していたことで、早期解決につながります。
新宿ゴールデン街への設置事例
弊社で設置工事をさせていただいた新宿ゴールデン街の事例をご紹介します。「新宿ゴールデン街」として有名な新宿三光商店街振興組合様は、歌舞伎町や花園神社にほど近い、東京都新宿区の一角にあり、細い路地に低層の木造長屋が連なっており、200軒以上の小さな飲食店が密集しています。新宿三光商店街振興組合様は、古くからのお客様に加え、国内外を問わず今なお注目され続けており、多くのお客様がお見えになるスポットです。 しかしながら、古くからの街並みのため道幅は狭く、街灯はあるものの、メインの営業時間帯である夜間はやはり薄暗くなります。またその反面、昼間は各店営業時間外なので一転ひと気がなくなります。こうした状況をふまえ、新宿三光商店街振興組合様では、お客様に安心してご利用いただけるように、昼夜問わない常時見守りができる体制が求められておりました。すでにアナログカメラ8台が稼働中でしたが、証拠能力や映像品質に不安がおありなりました。そこで、フォーエステックより高性能デジタルカメラ16台を追加する形で24時間監視可能な街頭防犯カメラ監視システムの導入のご提案をさせていただきました。詳細はこちら。このような、昼間は人けが無く夜間は暗く細い路地が多い場所は、犯罪の発生率が高くなってしまいます。特にこちらは観光客も多く防犯対策は必須です。安全面で問題のある場所が街にあると、危険な人や犯罪者が集まりやすくなり犯罪も起こりやすくなってしまいます。そして、そのような場所が町にできてしまうと、治安が悪化し、住民の安全がおびやかされることになってしまいます。つまり他人事ではないですよね。ですから、治安の確保が街にとって非常に重要です。
助成金や補助金の利用
新宿ゴールデン街への防犯システムの設置には「商店街まちづくり事業の国庫補助金」より、システム導入費用総額の60%を補助金から調達することに成功しました。各自治体毎に内容は違ってきますが、助成金や補助金の制度を安全なまちづくりの一環として推進している自治体が多くあります。お住まいの地域の自治体のホームページに詳細が掲載されているはずですので、ぜひご覧になってみてくださいね。
おわりに
今回は、街の防犯カメラ設置の必要性についてご紹介させていただきました。防犯カメラの設置は、犯罪の抑止力として非常に有効です。防犯カメラを街に設置することで街ぐるみでの見守りをしていきたいですね。自治体の制度なども上手く利用し、安全なまちづくりに役立てていきましょう。防犯対策がしっかりとしていて犯罪者が近寄りにくい街は、自然と犯罪発生率も低くなります。安心して暮らせるまちづくりは自治体や住民が一丸となってこそできるのかもしれませんね。