青戸サンロード商店街（東京都葛飾区）

青戸サンロード様への防犯カメラ防犯監視システム導入

青戸サンロード商店会様は、京成電鉄押上線「青砥駅」を囲むように複数の商店街から構成されており、その前身となる会は昭和10年発足と歴史ある商店街様です。
こちらの青戸サンロード商店街様に高解像度屋外用防犯カメラ14台による独立管理タイプの街頭防犯システムの導入・設置を承りました。
また本案件では、費用総額の3分の2を東京都と葛飾区の街頭防犯カメラ設置費補助事業で補いつつ、機器仕入れも当方の独自のノウハウで可能なかぎり圧縮させていただき、希望予算内で最適で最良の機器とシステムのご提案をさせていただきました。

本件での課題と解決

東京都と葛飾区などではより安全で安心な地域社会の実現に向けた活動を促進させています。その流れの中、青戸サンロード様でも利用者や通行されるための安心安全を確保するために、昼夜問わない商店街の見守りを行いたいとお考えでした。
防犯カメラによる監視システムはそういったご要望を満たすものではありましたが、なお運用面では、カメラをモニタリングするモニタリングルームの設置が難しいことがありました。
この点は当社のご提案により、モニタリングルームの設置を必要としない「独立管理タイプ」でのシステム導入をいただきました。

防犯カメラ設置工事の様子

今回は商店街の構造や広さを考慮して、防犯カメラ14台が導入されます。
交通量の多いところ、犯罪の現場になりえそうな箇所など、当社のノウハウにより適当な設置案を挙げさせていただき、具体的にどのような配置で設置するのが有効かをご提案させていただきます。

電柱への設置と高所作業

今回は主に商店街の街灯に防犯カメラを設置いたしましたが、防犯上重要なロケーションを得るために、一部を電柱へも設置いたしました。電柱は電力会社の管理している設備なので、これに装置を取り付けるのにはもろもろの許可申請が必要になります。こういった書類業務、連絡業務も当社で一手にお引き受けしています。 また、公道上での作業に関しての申請などの手続きも当社が前面に立って段取りいたします。

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  こういった箇所への施工には高所作業車を動員します。

防犯カメラ映像

昼夜問わず、鮮明な映像を記録します。

収納キャビネット

今回はカメラ設置箇所ごとに録画機を設置するため、各設置箇所ごとで機器を収納するキャビネットを用います。
これらのキャビネットは風雨の侵入を防ぐ機密性を保ちつつも、キャビネット内部が45°C以上になるとファンが作動するなど機器排熱の処理にも自動で対応、機材動作環境の健全性を保ち機器寿命を伸ばします。
カメラ映像の確認やデータのバックアップなどの場合はこのキャビネット内の録画機から引き出したHDMI出力／USB入出力ケーブルを用いて行います。キャビネット自体は高所に設置しますが、一部の設置箇所を除き、各ケーブルを介した機器へのアクセスは脚立など用いず地上で行えます。（機器のアクセスにはパスワードが必要です。）

補助金について

使用機器説明

フルＨＤ 屋外用IRネットワークバレットカメラ
Dahua社製　DH-IPC-HFW2201RN-ZS

雨に耐える防水規格IP66適合品。屋外での使用を想定した「バレット（弾丸）型」の外構を持つ屋外用ネットワークカメラです。レンズは2.7mm～12mm電動ズーム搭載、鮮明な映像を記録できるフルHDに対応しております。また、赤外線による鮮明な夜間映像記録も可能で、昼夜問わず屋外で使用される街頭防犯監視カメラシステムに最適な防犯カメラです。

4ch ネットワーク ビデオレコーダー
Dahua社製　DHI-NVR104P

カメラの撮影映像を記録するビデオレコーダーです。キャビネットに収められるコンパクトなサイズながら、500GB（最大容量1TB）の大容量により約10日間のフルHD映像記録が可能。映像をデジタルで記録するため画質劣化しない高画質での映像記録が可能です。本件では、独立型として街頭の収納キャビットに設置されるため操作にあたってはパスワード認証が必要です。

システム概要

カメラと録画機を同じ拠点（ポールや街灯など）に設置する独立タイプ。
操作は必要に応じて各拠点ごとに行います。

青戸サンロード様では、モニタリングルームとして利用できる事務所スペースがない点がまずあり、さらに行政の許可が必要な公道をまたぐような配線になる点を考慮し、今回は実現性の高いカメラとレコーダーを1対1ずつで設置する独立型タイプをおすすめしました。