防犯カメラ導入事例
米軍横田基地への防犯カメラ導入
厳しいセキュリティを敷く米軍横田基地様でございますが、高い信頼と実績を認められ、今回私どもフォーエステックが超高画質ネットワークカメラ96台を導入・設置させていただきました。
昼夜問わない監視はもちろんですが、さらに基地という特殊性から過酷な環境でも耐えうる高品質カメラを選定いたしました。また、システム全体の恒常性を維持するため非常用電源ユニットなども導入されました。配線に関しましても、構造体内部に配線できないところに関しては、断線などを防ぐ堅牢性の確保のために金属管で完全に被覆保護しています。
全96台のカメラはネットワークされ、モニタールームの1台のPCでの一元管理可能なシステムとして構築しました。
米軍横田基地について
米軍横田基地は東京都福生市にある米軍基地です。
在日米空軍司令部も置かれる横田基地は戦略的重要性の高さとともにその国内有数の規模の大きさで知られています。基地には多くの米軍関係者が駐留しているため、居住区画、福利厚生施設、マーケットなどを備え、まるで基地全体でひとつの街の様になっています。
軍事拠点である点、治外法権的な領域ということで、基地への立ち入りをはじめとして厳しいセキュリティ体制が設けられていることはいうまでもなく、今回のような防犯カメラ設置の業者選定についても厳しい基準を設けられているようです。
防犯カメラ設置工事の様子
使用機器説明
監視カメラ(屋外用赤外線ドームカメラ)
Panasonic社製 WV-SFV631L
200万画素のフルHD(1920×1080)で人相などまで判別可能な精細な撮影が可能な屋外用ドームカメラです。赤外線による照度0ルクスの状態でも鮮明な映像を撮影します。様々な機能で優れた監視能力を発揮する本製品ですが、なかでも優れた耐衝撃性(Vandal Resistant)と、高い防水性(IP66)でシビアな環境下でも使用できる点が今回評価されました。
録画機(ネットワークディスクレコーダー)
Panasonic社製 WJ-ND400K
最大で64台のカメラを接続できる録画機です。そもそも大容量を特長とする本機ですが、増設を最大に活かせば最大216TBの超大容量となります。また、RAID対応なのでハードディスクの故障時でも映像データの喪失を回避することができます。
システム全体イメージ
本州最大規模の横田基地に、超高画質ネットワークカメラ96台を導入・設置しました!施設内に死角が出ないように設置された96台のカメラは各所のハブでまとめられ、モニタリングルームの1台のモニターで全てのカメラを集中管理できます。
カメラへの電力供給は給電ハブによってもたらされていますが、万一の電源供給停止に備え、各所にUPS(無停電電源装置)を設置し、停電時にも防犯カメラ監視システムは動き続ける仕組みになっています。
また、各配線は金属パイプなどで保護・被覆され、物理的にも堅牢なネットワークになっております。