工場の安全管理に役立てる、おさえておきたい監視カメラの設置場所とは

防犯設備士による、防犯カメラ設置に関するお役立ち情報
工場豆知識

工場の安全管理に役立てる、おさえておきたい監視カメラの設置場所とは

機械の不具合による製品の品質低下や加工食品の異物混入などは、人々の日常生活に直接的な影響を与えます。また工場内で事故が起これば、従業員の身に危険がおよびます。
そのような不具合・事故が起きることを未然に防ぐため、工業に設置される監視カメラは、製造される製品の品質や従業員の安全を守るための機器として重要視されています。
今回は、工場に効果的に監視カメラを設置するためのポイントについてご紹介します。

監視カメラ設置場所例

工場内での監視カメラの効果的な設置場所をいくつか挙げてみましょう。

工場のゲート

工場関係の車両から来客まで、多くの車がゲートを出入りします。不審者や不審車両の進入を防ぐためにも、ゲートに監視カメラを付けることは工場の安全を守るためにも有効な設置場所です。このように、全体を見渡す必要がある場合は、撮影方向を変えたり、ズームインしたりできる機能を持った監視カメラを設置することで効率的に周りを監視することができます。また、高画質のカメラであれば、侵入する車両のナンバーも記録することができます。

 

倉庫の搬入口

倉庫にはいろいろな人や車両が出入りします。監視カメラを設置することで、保管してある荷物の管理・紛失防止や、出入りの際の安全管理をすることができます。いつ、どんな人が出入りしたかも記録することができるため、搬入や持ち出しの管理をするのにも便利です。
防犯を意識するのであれば、動く物体に反応する機能が付いているとさらに安心です。倉庫は物が多く死角ができやすいため、設置の角度などにも注意しましょう。広角タイプのカメラを設置すると、広範囲をチェックできるため効率的です。

作業ライン

実際に生産を行っているライン上にも、監視カメラの設置は有効です。作業の進捗を確認できるだけではなく、それぞれの作業がマニュアル通りに行われているか、危険な行動がないかなど、品質・安全に直接かかわるような部分も撮影によって把握することができます。最近の監視カメラは高画質で手元の動きや製品まで確認でき、各作業者の手元を撮影した動画を、スキルアップのために活用することできます。
監視カメラでチェックしていれば、異物混入対策にも効果的です。監視カメラは工場関係者の安全対策だけでなく、消費者の商品に対する信頼を得るためにも必要な設備なのです。

 

機密情報を扱う場所など

企業は、製造方法や加工技術などのノウハウがあります。このような独自技術は、企業の業績を左右するほどの大事な資産です。こうした機密情報を扱う場所には、やはり監視カメラの設置が必要です。重要な情報が保管されている場所では、関係者以外の出入りをチェックし、情報の流出が起きないようにしなくてはなりません。また、危険な化学物質などを扱う部屋にも監視カメラは必要です。大切なノウハウの流出や思わぬ事故、怪我を防ぐためには、常に監視のもとで安全管理を行うことが必要なのです。

おわりに

工場のセキュリティの確保や安全管理のために、監視カメラの設置は必要不可欠です。作業中の事故につながるような動きはないか、不審な人物が侵入していないかを常に監視し、日ごろからトラブルが起きないようにしておくことが大切です。また監視カメラは、セキュリティや安全管理以外にも、作業のスキルアップに役立たせることができるだけでなく、あらゆる過程で無駄な動きがないかを確認して作業フローの効率化をすすめることもできます。

監視カメラの性能は日々改良を重ね、最新の監視カメラの中には欠陥製品を見極めることのできるものまであります。これまで記録することが主な役割だった監視カメラでしたが、今後また新たな機能も開発されていくでしょう。
用途に合わせてさまざまな機能・タイプのカメラを、設置場所に合わせて設置しましょう

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