農作物やトラクターの盗難が急増中!屋外に監視カメラを設置する時のポイント

防犯設備士による、防犯カメラ設置に関するお役立ち情報
設置豆知識

農作物やトラクターの盗難が急増中!屋外に監視カメラを設置する時のポイント

街中のさまざまな場所で見かける監視カメラは、農業の現場でも必需品となりつつあることをご存じでしょうか。収穫を控えた農作物が盗難被害にあった場合、農家の経営に多大な損害を与えます。また、近年ではトラクターなど農機具の盗難事件が増え、自治体も農家に防犯対策を呼びかけるようになりました。

監視カメラの設置は農作物だけでなく、トラクターをはじめとする農機具の盗難防止にも有効です。今回は屋外に監視カメラを設置する際のポイントについてご紹介します。

【1】監視カメラを設置する場所を検討する

農作物は広い敷地の中で作られています。敷地全体をカバーできるように監視カメラを導入する場合、必要な台数も多くなり、膨大な経費がかかってしまいます。そのため、農作物を守る監視カメラを導入する際は、設置場所をよく検討した上で、効率よく設置することが大切です。

 

農地や果樹園に監視カメラを設置する場合、農地を取り囲むように仕切りを立て、入り口にのみカメラを設置する方法が考えられます。農機具の盗難を防止するには、農機具置き場の中に監視カメラを設置すると良いでしょう。犯人はトラックで乗り付けて農機具を盗み出すことが予想されるため、農機具置き場につながる道路沿いにも監視カメラを設置すると、犯罪抑止効果がよりアップします。

 

また、カメラをはっきりと分かるように設置するのか、隠しカメラのように見つけにくい場所に設置するのか、監視カメラ設置の目的を明確にしましょう。盗難を抑止することが目的であれば、いかにも見張っているように、目立つ位置に設置するのがおすすめです。一方、すでに盗難被害に遭っており、犯人を突き止めることを目的とする場合、発見されにくい場所に監視カメラを設置する方が得策といえます。

【2】屋外に設置するカメラの機能や仕様を確認する

日中は農作業をしている時間が長く、人の目があるため、盗難にあう確率は低いと考えられます。一方、夜間は無人状態になりますので、農作物や農機具の盗難が発生しやすくなります。夜間の監視を目的とする場合、夜間撮影が可能な赤外線モードを搭載した監視カメラを選ぶことも大切です。

また、屋外に設置することになりますから、屋外用・防水タイプの監視カメラを選ぶ必要があります。防水タイプでない監視カメラの場合、せっかく設置してもすぐにさびてしまったり、雨で正常に動作しなかったりします。

【3】監視カメラの盗難対策とパスワードの設定

農作物や農機具の盗難防止に設置した監視カメラが盗難されることも、十分考えられます。 監視カメラを設置する際、カメラそのものに対する盗難対策が必要です。カギのかかるボックスに監視カメラを収納できるタイプを選ぶとか、チェーンで固定するなどして、盗難対策をしてください。

また、監視カメラ導入後は、パスワードの設定を忘れないようにしましょう。最近は遠隔地からモバイル端末を使ってカメラを制御できる、無線LANタイプの監視カメラが増えました。パスワードが未設定の場合や、パスワードが初期設定のままだと、第三者に監視カメラのデータをのぞき見される危険性があります。第三者に分かりにくいパスワードを設定しましょう。

 おわりに

農作物やトラクターの盗難は、農家にとっては大きな損害となります。トラクターやコンバインなどの農業機械は高価であり、盗まれてしまうと農作業ができなくなるだけではなく、金銭的な被害も大きくなります。

農地や果樹園などを監視する際には、効率よく監視カメラを配置することが必要になるため、設置場所をどこにするのか、十分検討するようにしましょう。また、屋外に設置して夜間も使用するため、防水機能や暗視機能付きの製品を選ぶ必要があります。さらに、監視カメラ自体が盗まれないよう、しっかりと施錠をするなどの対策も行ってください。

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